ブラザーは2023年、中国向けプリントヘッド販売を開始。ロールtoロールDTGプリンターの代理店としてATEXCOを、UVプリンターではF-Y Unionを指定した。
同社は自社のGTXシリーズとの競合を理由に、中国メーカーが完成品(Tシャツなど)向けDTGプリンターにブラザー製ヘッドを使用することを禁止した。しかし、中国企業はオフィス用中古ヘッドを再利用してDTGモデルを開発、高品質印刷を実現し、2023年下半期に製品を市場投入した。


2019年以前、エプソンは主にプリンターを販売。しかし2019年9月のSignChina展でF1080、i3200、S3200、T3200などのヘッドを発売し、中国市場に急速に浸透、グローバルシェアを獲得した。
ブラザーも同様の展開を経験した。